I Feel Prettyという映画をご覧になったことがない方にはネタバレになりますのでご注意ください。
太った主人公の女性が、自分の見た目に自信がなく色々諦めながら生活しているけど、いつか痩せて綺麗になって人生変えたい!と思ってる時にアクシデントで頭を強く打ち、目が覚めると自分の姿がとても綺麗に痩せて美人になっている。。。ように本人には見える。というストーリー。
実際見た目が変わってる訳ではないけど、自分は美人だ!綺麗だ!と思い込んでいる主人公の自信満々な笑顔、言動、行動が周りに影響を与え、仕事も恋もうまくいくのだ。
主人公は、自分の見た目が嫌いでネガティヴな言い訳ばかりがでてしまう。
その時やはり現実に起こることは、ネガティヴなことばかり。
憧れの仕事があっても、自分には無理。と思って面接も受けに行かなかったり、
私なんかに声をかけてくる男性なんているはずがない、と思い込んでたり。
こんな思考ではチャンスがすぐそこにきてても、掴むことはできない。
逆に、実際のところ現実的には見た目が変わってなくても、
主人公が自分に自信を持ち、口から出てくる言葉が超ポジティヴに変わる。
表情も変わるし、行動も変わる。
無理だと思っていた所に自信満々に面接を受けに行ったら、受かって憧れの仕事ができるようになったり。
ポジティヴな勘違いから、全然違う生活になるのだ。
思考が現実を創る。ということがとてもわかりやすく描かれている映画だと思う。
そして、私が観ていて感じたのは
主人公の見た目は同じはずなのに、表情や姿勢が変わって本当に可愛くなったように見えるのだ。
(もちろんヘアメイクの力もあると思うが)
実際ぽっちゃりしていても可愛い人はいる。
そういう人は、いつもニコニコしていてネガティヴなエネルギーを出していない。
一緒にいて心地が良かったり癒されたりするオーラを出している。
自分の見た目に対して、自分がネガティヴな感情思考を乗せることによって、
その見た目はさらに美しさから遠ざかるのだと思う。
実際のところ、見た目は大事だとは思っているが、
それ以上にその人の、自分の見た目に対する感情思考がとても大切だと思う。
ネガティヴな感情で痩せたり綺麗になる人ももちろんいるが、
それよりも、自分が痩せたり綺麗になった時の具体的なビジュアルイメージや、
痩せたり綺麗になった時の感情をイメージして、
ワクワクうきうきしている方が、断然綺麗で可愛くいれると思う。